これは、先日片付け物をしていた母が持ってきたもの。

祖母が生前、縫ったワンピースらしい。

それは、ベッドカバーのような布の真ん中をくり抜き　

首が入るように縫ってあった。

重たいミシンを運ぶのが大変で、チクチク手縫いだった。

いずれ何かの一部に使おうと、ほどいてみると

ところどころ、帳尻をあわせるかのようにタックをとって

縫われていた。

首周りの見返しには絞ってギャザーを寄せるように紐が入

っていて、その紐も昔着ていた服の再利用と　一目瞭然。

祖母は、昔の人だから　新しいもので作ることより、何か

のリサイクルで新たに作り出すことが喜びだったと思う。

そして、いつも　鼻歌を歌いながら手を動かしていた。

根気よく、編み物を教えてくれたのも祖母だったし　

誰かに、何かを作って贈ることも好きだった。

きっと、私が物づくりをすることは　

そんなDNAなんだなぁと思う。

昨日は、お天気に誘われて　何年か振りに

土の入れ替えをした。

花の鉢物には、めっぽう弱く　買ってきても

すぐに枯れてしまう・・・

だから、こんな葉物だと　相性がよいみたい。

これは、子供達がまだ小学生だった頃　商店街の

お祭りの福引で息子が当てたもの。

息子は、何もわからずに　ただガラガラを回しただけだった

ろうが、私はなんだか　大当たりのような気分だった。

自分ではなく、小2の息子が当ててくれたのが　

プレゼントみたいで嬉しかった・・・

枯らさないよう、大事にしている私って・・・

安上がりな母だよな・・・

お客様からの、ご注文。

グリーン系で、肩からかけられる大きめのを。

前回の、くっきりチェックと違い　微妙なチェック。

横糸となる裂き布の色と、縦糸の色合いで　

印象が変わる。

私が、この裂き織りを始めたのは　２０代の後半。

娘が生まれて、育児に追われる毎日だったが

何か、　『　創る　』　作業をしたくて始めたもの。

その頃は、今みたいにインターネットもなければ　

手作りの本などもほとんど出回っていなかった。

図書館をあちこち探してみたり、東京の織り機を

扱うお店に電話したり・・・田舎だけに、

本当に苦労して織り機を手に入れた。

今は、パソコンさえあればでどんな情報も知ること

ができるし、本屋さんに行くと　知りたいことが

丁寧に書かれた本がたくさんた並んでいるから

すごく、恵まれた時代だな・・・

来月、市内の雑貨屋さんのスペースを少しお借り

してプチ個展を予定している。

今回のメインは　バッグ。

今までは、縞やツートンカラーが多かったけど

たまにチェックも、と思い織っている。

自分が、無彩色な服が多いので　バッグくらいは

明るい色で楽しい気分に・・・

と思うので、ついつい明るめの配色になる。

何より、カジュアルに気軽に持てて　

色々楽しめるので、布バッグは大好き。

さて、壁にたくさん並べられるよう　

想像しつつ頑張ろう♪

もう一件の　panapana　さん。

もとは、古い建物で　とてもアジアンチックな店構

えだったのが　すっかり、おしゃれに変身していた。

店内に入ると、美味しい焼きたてパンの香りと　

可愛い雑貨や洋服などでどこから見ようか迷って

ただただグルグル廻ってしまった・・・

まだ、外壁が未完成だけど　暖かくなって

外観が出来上がるともっと素敵になるんだろうな。

これも、また楽しみ〜♪

なんとなく、川湯までは　遠いな〜と思っていた

数年間・・・

これを機会に、通っっちゃう予感。

　＊panapana
　　　　〒０８８−３４６２
　　　　　　川上郡弟子屈町川湯駅前
　　　　　　　　　015-483-3188
　　　　　　　　　　１０：００−１８：００
　　　　　　　　　　水曜・第４火曜　定休

寒〜い連休は　約束していたドライブへ。

お楽しみにしていた、先月リニューアルオープンと

新オープンした２店を見に。

女子2人一時間半、お喋りしっぱなしで

みぞれ降る峠を越え、途中温泉街で足湯に寄る

はずが悪天候で断念。

で、着いたら　それはそれは！　

アドレナリン出まくりっ！

可愛いわ、素敵だわ、美味しいわ、楽しいわ♪

ここはどこ？　
と、思ってしまうほどおしゃれな店内。

あまり興奮しすぎで、せっかくたくさんあったスウ

ィーツも食事してる間に　なくなってしまった・・・

あんな、テンション上がったのも久々だったなぁ・・・


　＊森のホール
　　　　〒０８８−３４６２
　　　　　　川上郡弟子屈町川湯駅前
　　　　　　　　015-483-2906
　　　　　　　　９：３０−１８：００
　　　　　　　　火曜・第2，4月曜　定休

先日、そんな予定もあるわけもないけど

築35年の住宅を、北欧レトロ風にリノベーションし

たモデルハウスを見てきた。

玄関を入るなり、レトロ雑貨やこだわりの照明など

で飾られていてプチ感動。

部屋に入ると、明るい素敵な空間が広がって

とっても可愛らしい。

何より、感動したのは　35年前のものであろう

ホーロー製のキッチン。

私の大好きな渋めのグリーン。

そこかしこに、施工の方のセンスがうかがえる。

しかも、オイルステン仕上げのオリジナル建具や、

薪ストーブまである。

ほぼ一日陽が射しそうな憧れの窓辺。

しばらく、そこに住んでいるかのような空想に浸り

『さて、宝くじ買おうっかなぁ〜』　とつぶやき

帰ってきたのでした。

　　＊Smart-Project(住宅企画・提案・設計)
　　　　　　北見市ひかり野4丁目５−２
　　　　　　　　0157-61-0303